職務:Lattice Awards受賞者インタビュー(2024年度下半期①)

  1. 中途採用

ラティス社内で半年に1度、社員推薦によって行われる表彰「Lattice Awards」。
その受賞者にインタビューを行いました。

お話ししてくれた人
A.Mさん:自動車事業本部ソリューション営業グループ所属。
中学生と小学生、2人の娘の父親です。実家が兼業農家なので、田んぼの手伝いもしながら季節を感じてます。

ー受賞おめでとうございます!今回の受賞対象となった業務・取組の内容を教えてください。

私は現在、自動車事業本部のソリューション営業グループに所属しています。

自動車業界のお客様に対して、製品の実機ができあがる前の段階でデジタル技術を活用して検証を行うことで、生産性の向上や競争力の強化に貢献することを目指して活動しています。
その中の一つのテーマとして、「3D図面の活用推進」に取り組んでいます。今回受賞対象となったのも、この3D図面推進に関する業務です。

具体的には、2024年度に自動車部品メーカーのお客様を訪問し、3D図面の活用状況や取り組みについてヒアリングを行いました。その中で、3D図面に関して、機能面だけでなく運用面でも多くの課題を抱えていることが分かりました。
そこで、完成車メーカーや部品メーカーにも声をかけ、3D図面に関する情報共有や課題解決の場として「XVLユーザーカンファレンス」を開催しました。私はそのカンファレンスの事務局を担当し、企画から運営までを行いました。

 

ー取り組む中で、どんな考え方や判断軸を大切にしていましたか?

機能面の改善については、お客様からの要望を弊社がヒアリングし、多くの方にとって必要とされる機能を開発する、というシンプルな進め方ができます。
しかし、運用上の課題や、すでに3D図面の取り組みを進めている企業の事例などについては、企業同士で直接情報交換をしていただくことが、より実践的で効果的だと考えました。

そのため、XVLユーザーカンファレンスでは、お客様同士が自由に意見交換しやすい雰囲気や仕組みづくりを大切にし、参加者間のコミュニケーションを活性化させることに力を入れました。

 

ーその考え方や判断軸を活かして、どのように業務を進めましたか?

カンファレンスが活発な意見交換の場となるよう、事前準備を特に重視して取り組みました。

具体的には、お客様が関心を持っている事例や、実際に困っていること、改善してほしい点を把握するために、アンケートやヒアリングを通じて事前に情報を収集しました。
また、当日のファシリテーターにも各社の状況を共有し、よりスムーズで有意義な意見交換ができるよう準備を進めました。

こうした準備の結果、やはり「事前準備が8割」という言葉の通り、準備の重要性を改めて実感しました。

 

ー今回「率先励行賞」に選ばれましたが、振り返ってその価値観を体現していると感じる点はありますか?

はい。普段の営業活動においても、「準備が成果を左右する」と考え、常に事前準備を大切にしています。今回のカンファレンスにおいても、議論を活発にするために、事前の情報収集や関係者との共有に力を入れて取り組みました。

こうした「率先して準備を行い、周囲を巻き込んで成果につなげる姿勢」が、率先励行賞の価値観と重なる部分だと感じています。

ー今回の経験を通じて、今後の仕事や行動で意識したいことはありますか?

今回の経験を通じて、「準備の質がその後の成果を大きく左右する」ことを改めて実感しました。事前に相手の課題やニーズを丁寧に把握し、お客様と対話をすることで、より良い提案が可能になると感じました。
今後も、お客様との対話の場では、事前の情報収集や仮説立てをしっかり行い、より的確な提案や支援ができるよう意識して取り組んでいきたいと思います。

また、今回はお客様同士の情報共有の価値も強く感じました。今後は、自社からの提案に加え、お客様同士がつながる機会を意識的に作っていくことも視野に入れて活動していきたいと考えています。

2015年中途入社。経理総務をやっているうちに、人に関わる仕事がしたいと思い人事になりました。
2021年生まれの男の子のやんちゃっぷりに手を焼きながら「働きやすい会社」ってなんだろうと考える日々です。

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