こんにちは。人事のきういです。
今回は先日開催された「中期経営計画発表会」についてご紹介します。
中期経営計画とは?
大きな目標を達成しやすくするために、中間の目標を設定しますよね。それと同様に、ラティスのビジョン=「3Dで世界を変える」実現をよりリアルにするための3年毎の事業計画が「中期経営計画」です。
※以下「中計」と表記します。
中計の策定は2022年度~2024年度の計画が初回で、今回は2回目、2025年度~2027年度分の計画となります。
今回の発表会はオンラインで開催され、約90名の社員が参加しました。
会社の重要な方針を発表する場であることを理解しているからこそ、これほど多くの社員が参加したのだと感じています。
まずは前回の中計の内容を簡単に振り返り、この3年がどうだったのか具体的な数値や結果を交えて説明されました。
中計発表会に限らず、ラティスでは進捗状況をお天気マークで表すことが多いのですが、○×の「良かった」「悪かった」だけでなく、これからの見通しも伝わりやすいと思っていて個人的には好きな表し方です。
振り返りが終わったら次の3年の中計の発表です!
次の3年はどう変化させていく?
中計実現の目指す先は「経営理念の実現」と「会社の成長」です。そのためにはビジネス・テクノロジー・コーポレートの3分野からの成長が重要です。中計の全体像が説明された後、3分野それぞれについて詳しく説明がなされました。
①ビジネス
簡単に言えば「どうやってXVL製品を社会に浸透させていくか?」の計画です。
20年以上ソフトウェアが生き残り続けていることはIT業界の中でも稀なことですが、まだまだ普及にいける初期フェーズにとどまっています。
現在掲げている「XVLパイプライン戦略」・「トリクルダウン戦略」・「3Dプラットフォーマ戦略」を国内外で具体的にどう展開していくかの説明や、今後のパートナーとの連携についてなどの説明がなされました。
②テクノロジー
AIの台頭、高まるセキュリティリスク対応の要望、新たな競合の登場など、外的環境は大きく変化しています。
この変化にも負けないためにはXVL製品のさらなる発展が欠かせません。高い3D性能を持つアプリケーションで顧客の問題解決を実現するソリューション開発し、3D技術のプロフェッショナル集団としての地位を確立することで実現できるだろうこと、そのために重点的に進める開発や人財育成についての説明がなされました。

はじめに こんにちは、研究開発本部で本部長を務めておりますKen-Tと申します。本日は2024年度から取り組みを始めている「世界No.1性能実現チーム」というプロジェクトについてお話しします。なお、研究開発本部としては学術研究のXVL活用の取り組みや、XVL Converterの製品開発等の業務も...
③コーポレート
ビジネス・テクノロジーの計画を実現するためには社員の育成や社内制度のアップデートが重要です。会社として持続的に成長できる仕組みを導入・運用し、既存社員のパフォーマンス向上を目指すこと、仕組みを支え、社会に求められるセキュリティ体制を維持し続けることなどの説明がありました。
全体の説明が終わった後には、質疑応答の時間も設けられました。
ビジネス戦略や、人財育成など、様々な面からの質問が出てきました。この中計発表会のように、疑問を率直に質問できる場があること、若手もベテランも関係なくその場で声を上げていることがラティスの特徴のように感じました。
まもなく2025年度が始まります。次の1年、新たな中計のもとにさらに個人・会社どちらも成長していければと気持ちが引き締まった時間でした。