皆さん、こんにちは。技術コンサルタントのシェリーです。この春で入社2年目を迎えました。振り返ってみると、1年目は「初めて」の連続で、毎日が学びの連続でした。 先輩方に支えられながら、多くの経験を積むことができました。
今回は、特に印象に残っている出来事を振り返りながら、新卒1年目のリアルな学びをお伝えしたいと思います!
目次
■プリセールス活動:挑戦から見えた景色
【DXセミナー2024.9】お客様の前で気付いた「伝える責任」
私のデビュー戦はDXセミナーの説明員でした。カメラのレンズを初めて真正面から浴びたあの日、喉元が締め付けられるような緊張で声帯が震え、握りしめた資料の文字が汗に滲んでいた情景が、今でも脳裏に焼き付いています。しかし、当日来場されたお客様の「このソリューションをもっと知りたい」という真剣な眼差しに触れるうちに、自然と熱がこもるようになりました。特にサービスDXの解説では「3Dデータがこんな活用できるのだ」と驚かれる反応に、技術の可能性を改めて実感。一方でサーバー知識の不足を痛感した瞬間も、次への学びの原動力になりました。
【関西DMS2024】営業視点で学んだ「共感の伝え方」
パートナー企業様の展示会では、営業の先輩から「XVLの本質」を伝える難しさを学びました。専門用語を並べるのではなく、「XVLはそもそもなんでしょう」から説明する重要性に気付いた二日間。ある時は他社ブースのVR体験に「潜入」し、自社製品との差別化ポイントを分析したのは今思い返しても笑えるエピソードです(先輩の方々、あの時はご迷惑おかけしました!)。また、展示会の騒がしさの中でもお客様の目を見て会話する営業の先輩の姿勢も、私の「対話の見本」になりました。
■案件を通した気付き:現場がくれた「プロの教科書」
【3DパーツカタログPoC】「できない」を「できる」に変える挑戦
配属直後に参加したこの案件は、まさに私の原点です。XVL Web3D Managerの複雑な設定に何度も躓き、先輩と調整を重ねた日々。しかし完成したデモをお客様にご覧いただいた時、「これならいいね」という言葉に、デジタルツールが現実を動かす力を実感。この経験のおかげで、今でもWeb3D は「難しいが面白い」「最もやりがいがある」と感じる領域です。
【XCMキーマントレーニング】「準備」と「柔軟性」の二刀流
初客先対応という実践の場で、XCM製品への理解がビジネスニーズに追いついていないという自らの未熟さを思い知らされました。その中で、先輩がメモを取りつつお客様のご要望に対応する姿から、「完璧な準備」と「臨機応変な対応」の両立こそプロの極意だということを学びました。お客様のご要望に即座に応える資料修正や、緊張を和らげる絶妙な会話の間合い——これら現場でしか得られない知恵の数々が、私の貴重な宝物になりました。
■感謝と未来への一歩
最後になりますが、この1年、成長の機会を惜しみなく与えてくださった上長、プロジェクトごとに温かく導いてくださった先輩の方々、そして「新人だから」と決して甘く見ず真剣に向き合ってくださったお客様の皆様に心から感謝申し上げます。この「ラティスならではの挑戦を許容する風土」が、私の成長を支えてくれました。
これからの2年目は「受け身から能動へ」をテーマに、「待つ新人から動くコンサルタントへ」と自ら価値を創出できる理想な姿を目指します。
「初めて」は、不安と期待が入り交じる特別な瞬間。この1年で何度もその感覚を味わい、そのたびに成長のチャンスがあることを実感しました。
これからも、新しい挑戦を恐れず、一つひとつの経験を自分の糧にしていきたいと思います。同じように挑戦を続ける皆さんにとって、少しでも参考になるような学びをお伝えできれば嬉しいです!