豊田エリア・自動車業界でのビジネス

  1. 職務

弊社は豊田市駅近くに豊田支店を構えており、主なお客様は自動車メーカーやサプライヤーになります。
今回は自動車事業向けのXVLビジネスについて紹介します。

はじめに

自動車業界は今、かつてない大変革期を迎えています。
EV化、自動運転、コネクテッドカーなど、新しい技術が次々と生まれ、私たちの生活を豊かにする新しい価値が創造され続けています。しかし、その一方で、より複雑で大規模な製品開発が求められるようになり、エンジニアリングにおける課題も増大しています。
私たちのミッションは、このような複雑な製品開発を支え、日本のものづくりを強力に推進すること。私たちが提供するXVLという技術は、3Dデータを軽量化し、誰もが扱えるようにする画期的なソリューションです。
これにより、設計、生産準備、製造、保守といった自動車開発のあらゆる工程で、3Dデータを活用した業務革新を実現しています。
私たちは、単なるソフトウェアベンダーではありません。お客様の現場に入り込み、課題を深く理解し、 XVLを駆使して具体的な解決策を提案します。

自動車事業本部での仕事内容

自動車事業本部には、大きく分けて3つの職種があります。
どの職種も、お客様である自動車メーカーやサプライヤーと直接向き合い、日本のものづくりを支える重要な役割を担っています。

営業

お客様と良好な関係構築し、課題ヒヤリング~ソリューション提案をプロジェクト推進する、いわば「課題解決型のコンサルティング営業」です。
具体的な仕事内容:
提案・コンサルティング: お客様の課題に真摯に耳を傾け、XVLを活用することでどのような価値を提供できるのかを具体的に提案することです。
新規開拓・市場調査: 展示会への出展、セミナーの開催、Webマーケティングと連携したリード獲得など、様々なチャネルを通じて、新たなビジネスチャンスを創出します。
顧客フォロー・関係構築: 導入後のサポートはもちろん、お客様の事業の進捗に合わせて、XVLのさらなる活用方法を提案したり、新しいソリューションを紹介したりするなど、長期的なパートナーとして信頼関係を築いていきます。
弊社の営業は単に製品を売るだけではなく、お客様の抱える課題を深く理解し、その解決策としてXVLを提案し、共に未来を創り上げていくことであり交渉能力だけでなく、課題解決能力も身に着けることが必要です。

プリセールスエンジニア(技術営業)

お客様の課題を深くヒアリングし、XVLを使った最適なソリューションを提案する、いわば「技術の案内人」です。
具体的な仕事内容:
お客様へのヒアリング・課題分析: 「なぜ3Dデータ活用が進まないのか?」「どの工程に課題があるのか?」など、お客様の状況を丁寧に聞き出し、本質的な課題を特定します。
XVLソリューションの提案: ヒアリングした内容に基づき、XVLのデモンストレーションを実施。お客様の課題を解決する具体的なソリューションを提案します。
技術的なサポート: 提案だけでなく、お客様がXVLをスムーズに導入できるよう、技術的な側面からサポートします。 お客様の課題を解決することで、日本のものづくりを根底から支えているという実感を得られます。また、常に最新の技術動向に触れることができ、飽きることがありません。

コンサルティングエンジニア

お客様の現場に深く入り込み、XVLを活用した業務プロセス改革を推進する「ものづくりのコンサルタント」です。
具体的な仕事内容:
現状分析・課題抽出: お客様の業務フローを詳細に分析し、XVL導入によって改善できる点を洗い出します。
ソリューションの設計・構築: 課題解決に向けた最適なXVLソリューションを設計し、実際のシステム構築をリードします。
導入支援・効果測定: 導入後の運用が軌道に乗るまでサポートし、具体的な効果を数値で測定・可視化します。
お客様の業務に深く関わり、目に見える形で変化を起こすことができます。論理的思考力、課題解決能力、プロジェクトマネジメント能力をフル活用するこで、自分の手でお客様の未来を創る手伝いができるという達成感が得られます。

ビジネス

XVL最大ユーザーはトヨタ自動車㈱です。トヨタ自動車様にはコンサルティングエンジニアが現場常駐し日々”カイゼン”のサポートをしています。また、そこから広がるトヨタグループ企業へは販売パートナーであるトヨタシステムズ様と連携し、営業・プリセールスエンジニアが一体となりお客様の困り事のヒヤリング~課題解決~定着化までを支援しています。
もちろん自動車メーカーは愛知だけではありません。関東地方から九州まで幅広く営業活動を行うことで、良好な関係構築し、課題ヒヤリング~ソリューション提案を行っています。最近では、xR(VR,AR,MR)や動的な工程シミュレーションの引き合いが多くあり、現地現物での課題解決を行っています。

最後に

ラティス・テクノロジーは、日本のものづくりを3Dデータで革新することを使命としています。
私たちは「日本のものづくりを支えたい」「最先端の技術で社会に貢献したい」と考えており、これからも自動車の未来を創造できることを楽しみに働いていきます。

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