今回は執行役員の山田さんにインタビューを実施しました。
なぜエンジニアから営業・マーケティング担当になったのか?戦略の実現に向け重要なことは?率直に質問し、率直に回答していただきました!
話してくれた人
山田 智大さん
富士ゼロックス株式会社(現富士フィルムビジネスイノベーション株式会社)でソフトウェア製品開発に従事。入社理由は「ソフトウェア的な2D表現がどうなっているのかを知りたかった」から。これを理解したので次は3Dだ、と思っていたところ、縁がありラティス・テクノロジーに入社。
ー山田さんは現在、コンサル業務や営業・マーケティング活動など「つくる」にとどまらない業務にも担当されています。きっかけはありましたか。
わたしが企画して開発を進めたXVL Content Manager(通称XCM) をリリースしたことです。
その最初の顧客である 某トラック・バスメーカーの案件を蛭間さんと進める中で、システム導入を学び、案件売上が大きくなっていました。
その様子をみた鳥谷さんからXVL Content Managerを管轄するシステム事業本部を立ち上げるように指示があり、必要に応じてコンサル・営業 について少しづつ学んでいきました。
ーそれまで担当されていたのはどんな製品の開発ですか?
全製品をまんべんなく少しずつ担当していました。XVL Studioの立ち上げもですし、XVL Playerも、Lattice3D Reporterも関わっています。XVL Concerterも開発には直接携わっていませんでしたが、マネジメントで関わっていました。
ーそんな中、XVL Content Managerを開発すべきと考えた背景を教えてください。
2つの発想がありました。
1つは、ラティスにはツール販売・パイプライン販売があるが、案件規模を拡大するためにはどうすればいいか?と考えていました。単品販売では限界があったので、となればシステムを作って販売すればよいのでは、とアイディアを出しました。
もう1つはわたし自身のキャリアを考えてのことです。当時はシステム開発の知識がない状態でした。このままキャリアを歩むのは嫌だったのでシステム商材を作って携われば知識を身につけられる、と考えました。
ー山田さんにとっての、ラティスのビジネスの中で「嬉しい瞬間」はどういったときですか。
実際に顧客に導入したシステムが現場で利用されている姿を見て、業務に活用されているのをみたときです。
ー活用いただくお客様で特に印象に残っているエピソードがあれば教えて下さい。
某重工造船系システム会社の担当者が実際にplayerカスタムビューワを使ってらっしゃったときのことです。それを見て現場の若い方が「やべえ!!」と喜んでいる姿を見ました。また、某水回り住宅総合機器メーカーでWeb3Dを見ながらディスカッションしている姿を見ることもできました。そういった様子を見ると、ラティス製品が使われてるな、良かったな、と思います。
ー「3Dで世界を変える」実現に向けて重要だと考えることはなんですか。また、それを達成するために取り組まれていることを教えて下さい。
製造業DX×3D戦略 (パイプライン・トリクルダウン・プラットフォーマの3点) を粛々と具現化することだと考えています。これだけを行えば、はないと思います。
ー戦略を進める上で山田さんが大事にされていることはありますか。
お客様の声をちゃんと聞き、理解することです。単に言葉を聞くだけでなく、背景は何か?を製造業の知識や様々な事柄を考慮して考えています。
ー山田さんから見たラティスの強み・もっと社会にアピールしたいことを教えて下さい。
ラティスが持っている3D技術と、その技術をもとにして獲得した製造業の顧客基盤は大きな強みだと思います。
ー山田さんはこれからのラティスの未来をどう考えますか。
少なくとも、お客様のニーズがなくなること、マーケットが縮小していくことはないので、ラティスがその声に気づき、お客様を見つけられるかどうかで変わると考えています。現状はプロモーションが足りていないため、マーケティング・営業含め活動していきます。努力が足りて実れば成功するし、成功させるように努力するのみです。
ーこれからラティスの入社を目指す人に向けて、キャリアを築く上でのアドバイス・メッセージをお願いします。
自身のキャリアで何が起こるかは分かりません。15 年前に自分が営業の責任者になり、マーケ活動にも尽力するとは思いませんでした。
成したいと思う志と、業務上の経験と、経験だけでは足りない部分の自己学習の3点がキャリアを築く上で必要だと思います。














