企画・DX推進本部のNです。
9月上旬の中国出張についてお話しします。
訪問先:Honli Technology
上海にあるラティスの販売パートナー。中国の顧客へのXVLソリューション提供に貢献しています。
目次
今回の出張プロジェクト
中国のユーザーに対してWeb3D Managerの販売実績がありますが、これまで中国の代理店(Honli Technology)が独自に環境構築や設定をしており、必須のタスク設定が不足している状態でした。そのため日本では見ないエラーが発生していました。そこで、中国の代理店に対してXVL Server 製品(Web3D Manager + XVL Content Manager)の基本的な使い方を習得していただくため、環境構築・操作トレーニングを実施することになりました。その他XCCやオプションについてもデモで紹介しました。
出張のために実施した準備
中国では英語版のXVL Server 製品を利用されています。トレーニングするにあたって設定などを英語名で確認しておく必要があったため、英語版をインストールして動作確認を行いました。また、トレーニングで使う資料は日本語のものしかないため、どこまで準備するか迷いました。英語版でのデモ操作だけ行って、後は日本語資料を見ていただくというのは少し不親切かなと思い、重要な説明部分だけ英語で補足資料を用意しました。
現地での仕事の様子
連日同じ会議室にHonliのエンジニアが4名集まってトレーニングを実施しました。トレーニング内容を残すためにセッションごとにTeamsで録画しました。
中国では、とある3D CADソフトや、他の似たようなソフトウェアと比較されることが多く、「XVLの優位性を示してほしい」と言われました。
想定外だったこと
想定外だったことは、元々スケジュールに書いている以外の議題が多かったことです。Honliのエンジニアがユーザーをサポートする中で出た問題を次から次へと質問されました。普段のWeb会議では聞かれないようなことも、face to face だと出てくるんだなと思いました。恐らく、元から不明点等はあったのかもしれませんが、リアルだと聞きやすかったのかもしれません。一緒に出張した営業担当のSさんがConverter、XVL Studio、System Tool kitに関する質問の対応をしてくれました。
出張を通じて成長したと感じる点
XVL Content Manager については今まで案件であまり携わっていなかったため、準備する前は知識不足でした。それを一通り説明できるレベルまで準備したので、製品知識の面では成長を感じました。環境構築は日本からエンジニアの先輩をアサインしていただき、私の方で通訳する形で対応しましたが、そのトレーニング後に他の端末でも環境構築してみると言われて、上手く行かないと質問されたときに原因を一つずつ探って解決出来たときも成長を実感しました。これはたまたま、日本で社内メンバーをフォローしていた時に同じような現象に遭遇していたので、落ち着いて対処できました。社内でフォローをするのも無駄ではないなと感じました。
今後目指す技術コンサルタント像
もっと案件に関わってお客様がやりたいことを理解し、それにあった提案をできるようになっていきたいです。バリバリ働いて、社内外で頼られる技術コンサルタントになりたいと思います。