こんにちは。人事のきういです。
先日の記事の通り、ラティス・テクノロジーは昨年25周年を迎えました。
これから25年、その先も「3Dで世界を変える」会社であり続けるために、ここで一度振り返り、明確にラティスがどんな会社でありたいか、リニューアルした経営理念の説明を通じてお伝えしたいと思います。
目次
そもそも「経営理念」って?
多くの会社で経営理念を掲げていますが、何を表しているのでしょうか。
「経営理念」とは、企業の活動方針となる基本的な考え方である。
経営者の経営哲学や信念、行動指針や目的などを明文化し、その企業が果たすべき使命や、基本姿勢などを社内外に向けて表明するものである。特徴として、経営者が変わったとしても、長期にわたって受け継がれる不変的・持続的なものである。(中略)事業遂行における基本的価値観と目的意識であり、「この組織または働く人々は何を目的として集まっているのか」という根本的な事業目的を端的に表した文章である。(Wikipediaより)
会社によっては「社是」「社訓」と呼んだり、より具体的な内容にして「クレド」と呼んだりするようです。
一言で表すとするならば、会社が大切にしたい思い・目標・行動指針が経営理念ということですね。
当社が大切にしたい思い
当社がこれまでも、これからも大切にしたい思いといえば・・・ずばり
「3Dで世界を変える」
この一言に尽きるでしょう。代表の鳥谷が事あるごとに口にするこの言葉、まさに経営理念に相応しいですが、どうやったら実現できるでしょうか?
当社が3Dで変えたい世界はどこでしょう?
3Dを使っているけど、ゲームや映画などの「エンタメ」の世界は当社とは関わりが薄く、変えるには力が及びません。
当社が変えたい世界は、今おもにXVL製品を使っていただいている「製造業の人々」の世界です。
4つの価値観
それでは、実現に向けてどんなことをやるべきでしょうか?
大切にすべき4つの価値観と、具体的な行動指針を設定しました。
①進取果敢
とがった技術を追求する・常に新しいことに取り組む・失敗を恐れずに挑戦する
当社ソフトウェアに使われている「XVL」は当社の独自技術ですが、日々進化するIT技術において優位性を保ち続けてきたからこそ、当社の強みであると言えるでしょう。
これからも先進的な技術を提供し続ける会社であるために、失敗を恐れずに新たな技術を追求し続けたい、そんな思いが込められています。
②率先励行
進んで顧客の問題を解決する・依頼者に確かな価値を提供する・必ずやり遂げる
当社技術は、お客様に使っていただいて初めてその価値を発揮します。そのために、お客様の困りごとを率先して確実に解決すること、困難でも途中で投げ出さずやり遂げることが重要です。
③切磋琢磨
互いに教え、競い合い成長し続ける
①、②の両方を達成するには、様々な知識・経験が必要ですが、社員全員が同じ知識、経験を身につけてきたわけではありません。互いに持っているものを共有し、成長し続けることで、新たな技術追求や問題解決を行うことができるようになるでしょう。
④一致団結
困難な目標にもチームで取り組む
1人で取り組んで解決できなくても、チーム全員で取り組めば解決できることがあります。「組織」として一体になって様々な目標をクリアしていくことで、さらに個人として・会社としてステップアップする未来が見えてくるでしょう。
これをイメージ化したものが、こちらになります。
立方体の底面にある「一致団結」「切磋琢磨」が側面の「進取果敢」「率先励行」を支えるという、上の説明を表すようなデザインになっています。
まずは新しい価値観・行動指針を覚えるところから始めよう!とピアボーナスシステムでハッシュタグを作って使っていただいているところで、今後は評価制度にも「価値観・行動指針に沿った行動ができているか?」という内容が組み込まれる見込みです。
終わりに
これまでもラティス社内で「こうした方がもっと良い会社になるよね」と言われていたことが明文化されただけではあるのですが、改めて言葉にしてみると、がんばろう!と意欲が湧いてくる気がします。
ラティスの事業の根底には、この経営理念・行動指針があるということを覚えておいていただけると嬉しいです!