企画・DX推進本部 企画グループとマーケティンググループに所属しているSです。
欧州出張で得た学びについてお話しします。
トップ画像はフランクフルトに立ち寄った際に撮影した「レーマー広場」です。
参考:レーマー広場について
訪問先:ドイツやオランダにある、イラスト関係および点群関係のパートナー企業
目次
今回の出張の目的
欧州では基本的にUSの拠点からサポートされています(Lattice Technology – Leader in Digital Transformation)。
今回の出張では、XVLを活用するユーザーの最前線に立つ欧州パートナーを訪問しました。
開発計画や課題をヒアリングし、信頼関係をより強固にすることを目的としました。
出張のために行なった準備
当社の感謝と今後の想いを伝えるべく、今回は社長の鳥谷、USのゼネラルマネージャと共に各社パートナーを回ってくる計画となっていました。
そのため「各社に伝えたい想い」と「先方の求めている現状の開発プランや技術動向に関する情報共有」の2つを往訪企業ごとにアレンジする形で用意を進めました。
また、どの都市でも訪問時間を最大限有効にするため、移動手段やタイムスケジュールの最適化を心がけました。欧州では製造業が盛んな都市がいくつもあります。(シュトゥットガルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、フランクフルト、アイントホーフェン・・・)
それぞれ車で2時間くらいの距離であったり、飛行機移動のケースもあり、このあたりはランチ会や会食含めた段取り計画が必要でした。
現地での仕事の様子
結果として、移動や打ち合わせ、会食を繰り返しながら、密度の濃い一週間を過ごしました。
いざ客先への往訪がスタートすれば、事前に準備した資料をベースに対面での貴重な議論を各社と交わすことができました。対面でのやりとりにより、オンラインでは得られない具体的な要望や課題感を把握できました。
時にはパートナー側の拠点ではなくレンタル会議室で会議することも・・・
想定外だったことや、面白いと思ったこと
イラスト関係のパートナーということもあり、グラスに当社名をプリントしたノベルティをいただきました。
会食も含め歓迎いただき、準備してよかったなという達成感がありました。
驚いたこととしてはイラスト会社の中には当社の日本語のサイトを定期的に翻訳して最新の機能をチェックしている方がおられるということ。製品が多岐にわたる中、例えば VR も知っているし ARアプリも触ったことがあるというので非常にうれしい驚きでした。
一方で、海外に向けた情報発信についてはもう少し方法を考えなければ、と考えた次第。
出張を通じて成長したと感じる点
出張先では、『どの部署の何を担当しているのか』を聞かれる場面が多くありました。これはもちろん国内でも同じですが、海外ではより強く感じました。企画・マーケティング担当として期待されるのは、開発プランや、プロモーション/サポートの体制図など多岐にわたります。
今回の経験を通じてパートナーのニーズにこたえるための準備力や調整力が鍛えられたと感じます。
今回の経験を経てやりたいこと
国内、海外のパートナーとの連携を強化し、より効果的な情報発信を実施していきたいと考えています。
開発者が作っている現状の機能をどのようにプロモーションするのか、あるいは新機能の価値を伝えていくのかという点を機動力を持って実施していきたいです。
また、欧州のイラスト事情やユーザーの状況も踏まえてグローバルな視点での製品改良に貢献できれば幸いです。