プロジェクトストーリー:K社の場合

  1. コンサルタント仕事録

コンサルタントのたにもとです。
今回は担当する顧客で進めているプロジェクトをご紹介します。

今回のプロジェクトのお客様:K社
農業用機械を中心に、建設機械、インフラ、環境事業などに取り組む日本のトップ企業のひとつ。ラティスとは2019年からのお付き合いです。

 

1. 今回のプロジェクトについて

設計や製造現場での問題点(部品同士が干渉する、設計変更回数が多い等)、販売後の製品不具合の撲滅を目標に、3Dと連携したBOP(工程表)をベースとしたシステム構築を行うというものでした。
ラティスの強みである、軽量化3Dに製造に必要な情報を集約・管理していこうという趣旨ですね。

 

2. 仕事の様子

ラティスからするとかなり大きな規模であり、プロジェクトとしては現在3年半くらい続いていてまだまだ続きそうです。
顧客側でも業務の整理が必要な部分が多く、お客様と二人三脚で進めている感じです。(顧客の既存システムとどう連携させるのか、帳票類の管理をどう改善したいのかなど)
その中でも、僕は技術コンサルタントとして要件定義や導入・保守を担当しており、現状業務のヒアリング→課題整理→必要機能・シナリオの提案→開発依頼→導入サポート→保守(問い合わせ対応等)を行っています。

 

3. 想定外だったこと・大変だったこと

2に記載の通り、顧客でも業務整理が必要な部分が多いため、急に業務の変更があり、今まで開発してきた機能が使われなくなったり、逆に急に開発が必要になったりすることがあり、臨機応変に対応するケースが多々ありました。また、現場の方からの声も頂きながらの開発になるため、認識違いが発生することもあり、なかなかスムーズにはいかないことが多いです。

納期は決まっているのでなんとかするのですが、ちゃんと納品できると顧客には喜んで頂けて、より信頼度が高まるので何か大変になりそうなときは逆にチャンスと見て動くようにしてますね。

 

4. プロジェクトを通じて成長したこと

顧客とのコミュニケーションに関して成長できたと思います。このプロジェクトの主体の方は顧客内のDX推進部門の方ですが、関連するIT部門の方、設計の方、開発したシステムを業務で使用する工場の方がいらっしゃいます。そして開発はラティスと協力会社さんで行うので関係者が多い状況です。

そして3に記載の通り、イレギュラーなことが頻発するので、誰に何をどう説明すればスムーズに物事が解決できるか、を考える必要があるのでその点少しは上手くできるようになったのかなとは思います。

 

5. 今後、技術コンサルタントとして・・・

今はまだ目の前の課題や、顧客の要望に対して対応しているだけなので、より視野を広げてプロジェクト全体や顧客の会社全体に対する提案・実現ができればと思います。

技術コンサル修行中の新卒4年目です
3Dで世界を変えるべく、日本のみならず海外にも目を向けて活動中です

動物が好きです🐶🐈

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