キャリアを考える:入社9年目T.Kさんの場合

  1. 技術ブログ

こんにちは。人事のきういです。
今回はエンジニアインタビューをお届けします。

お話しを聞いた人
XVL開発本部のT.Kさん
高専卒業後、工学部しかない大学に3年次編入し、修士まで研究を行なって卒業しました。ですので、かなりエンジニア志向の経歴です。趣味は最近だとホラーが好きです。今流行りのモキュメンタリーというやつをよく見ます。

 

ーラティスに入社したきっかけを教えてください。

直接のきっかけは大学で開催されていた合同企業説明会です。そこでラティスのデモを見て、興味を持ちました。

私はもともと、CGや形状処理に携われる仕事がしたいと思っていました。それでいて、アプリケーションのコア部分、つまりエンジンもちゃんと自分たちで作っているところが良い。そうしたら、ラティス・テクノロジーはまさにそういう会社だと思いました。

 

ー入社2年目~3年目にかけて、4年~5年目にかけて、6~7年目にかけて、現在、それぞれどんな業務を担当していましたか?その業務で身についたことを教えてください。

2年目~3年目:
新人ということで、アプリケーションの簡単な機能開発をしていました。例えば、ヘルプメニューからカスタマー向けWebサイトを開くというような。それでも右往左往で、「早く仕事を覚えて一人前になれるように頑張ります」というやつでした。

ただ3年目のときに転機があって、3D形状処理を伴う機能開発を任せてもらえることになりました。設計の評価結果を設計変更に効率的に追従させるという、まあ難しいやつだったのですが、周りのサポートもあり無事にリリースできました。このときから控えめにいるよりも、積極的に開発に関わる方が良い結果になるという自信がついたと思います。

4年~5年目:
このころから処理の高速化や、ちょっと単純ではない要望のアルゴリズム化といった仕事をアサインされるようになりました。先の成功で信頼されたのだと思います。仕事を任せてもらえるようになったという感じがあり、単純に言えば一番楽しいころだったかもです。

6年~7年目:
任される開発機能が増えて2倍くらいになっていました。また同時に、後輩と分担しつつ開発するということも始まりました。

それに加えての、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言とリモートワークの始まりでした。後輩と分担とは言っても、なかなか口では(口どころかリモートなので文)伝わらないこともあり、自分で抱えてしまう失敗などもありました。このあたりから、チームワーク醸成への興味も湧いてきたと思います。

現在:
引き続き、自分の仕事もする、チームメンバーの仕事も見てあげる、の日々です。私が学んできたことを後輩に教える、という機会も増えてきました。

 

ー入社したときに思い描いていたエンジニア像はどんなものでしたか?そのイメージに、今のご自身はどれだけ近づいたと思いますか?

思い描いていたのは、寡黙で「自分、不器用ですから、、、」みたいな感じです。でもひっそり黙っているのではなくて、行動や作ったモノで語るような人です。

このごろは頼りになると言われることもあるので少しは近づいているのかもしれませんが、なかなか普段の業務で忙しいと率先した行動は取れないため、それが課題だと感じています。

 

ーこれまでの業務の中で、印象に残っていること(苦労した・驚いた・感動した・・・etc)はなんですか?それらについてのエピソードを詳しく聞かせてください。

入社したときから携わりたかった製品の主担当になれたことです。任されるとしたら本当はもう少し後だったと思うのですが、3年目のときの仕事ぶりで任せてもらえることになりました。認められた気がして嬉しかったです。

 

ーこれからの目標や、やりたいことを教えてください。

形状処理や複雑なユーザー業務に対するソフトウェアというのはブラックボックスになりがちで、UXを維持したり、開発を続けていったりすることが難しくなりがちです。そうならないように、良い構造のソフトウェアを作る技術を高めることが今の目標です。

2015年中途入社。経理総務をやっているうちに、人に関わる仕事がしたいと思い人事になりました。
2021年生まれの男の子のやんちゃっぷりに手を焼きながら「働きやすい会社」ってなんだろうと考える日々です。

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