こんにちは。人事のきういです。
今回は2021年に入社したメンバーにお話しをうかがってきました!
入社当時から切磋琢磨してきた5人ですが、現在の職種は様々。
どんなことを考えてラティスでがんばっているのでしょうか?
目次
お話しを聞いた人
I・Mさん XVL開発本部所属
ラティスの中では珍しく、哲学的思考も得意で時々周囲を驚かせている。学生時代は天文学を専攻していた。
T・Mさん XVL開発本部所属
画像処理の研究からインターンシップを通じラティスに興味を持ち入社。
ゲームが趣味。
T・Mさん 研究開発本部所属
入社後に学び始めたとは思えないプログラミングスキルは先輩社員のお墨付き。
T・Sさん 企画・DX推進本部所属
技術コンサルタント見習いとして日々奮闘中。
劇団員として活躍する一面も。
T・Tさん トヨタ支援グループ所属
大学時代は機械工学を学んでいた。2023年4月にエンジニアから技術コンサルタントにキャリアチェンジしたばかり。
それぞれの担当業務は?
ーまずは皆さんの担当業務を教えていただけますか?
🐸:技術コンサルタントのサポート業務や営業のサポート業務など、広く浅く担当しています。
製品のバージョンアップに向けてユーザーの要件を伺ったり、要望の出ている新機能が実現できるかどうかを開発メンバーと協力して検討したり、すでに使っていただいているユーザー・未導入のユーザーを営業と一緒に訪問して製品の説明やサポート、デモを行なったりすることもあります。
ー🐸さんは今年コンサルタント職に異動されたばかりですよね?これは以前から希望されていたのでしょうか?
🐸:そうですね。元々技術コンサルタントになりたいと考えていたのですが、よりお客様によい提案をできるように、まずはエンジニアとして当社製品の詳しい知識を身に付けてからとも思っていたのでこのタイミングで異動させていただきました。
🦌:わたしはXVL開発本部で、XVL Studioの開発に関わる業務を行なっています。
具体的には製品担当者として、問い合わせやバグ報告先であるテクニカルレポートの開発側窓口や、業務要件のレビュー、概算工数の見積もり、要件定義や外部仕様の検討、内部設計・実装・単体テスト、あとはQAグループから割り当てられる結合テストを行なっています。
兼任している3Dイノベーションセンターは、謎の組織のように思われていますが・・・(一同笑い)製品開発とは関係のない、顧客との共同研究や、様々なアイディアの実現を目指しています。
ー謎の組織というか、やっていることが興味深いとは思っていたのですが、自ら手を挙げて参加されたのでしょうか?それとも、推薦・打診されて?
🦌:後者ですね。もちろん全く突然ではなく、事前に、社長から「こんなことやるんだけど、どう?」とお話しを持ちかけられて、いいですね、となって参加しました。
🐩:私はプリ・ポストセールスとシステム製品の導入を行なっています。プリセールスでは製品導入前のお客様に対して製品デモやお試し中のサポートを、ポストセールスでは、導入いただいたお客様に対して困りごとや質問を回答する保守サポートを担当しています。システム製品の導入ではお客様の課題を伺ってシステム製品を提案し解決を図っています。実際に効果があるかの検証から要件定義、導入支援まで幅広く行なっています。
ー営業の社員と一緒にお客様に訪問するって大変じゃないですか?
🐩:いや、それほど大変ではないです。デモや説明など、あらかじめ準備しているので。それよりも、その先お客様とよい関係を築いていく方が難しいし、大変です。
技術コンサルタントのお仕事
2014年に新卒採用で入社したT・K です。 企画・DX推進本部MA支援グループのコンサルタントとして働いています。 私が所属している企画・DX推進本部の仕事は、 ラティスのMISSONである「3Dで世界を変える」を実現するため、 製造業の3D活用の未来を描き、お客様のあるべき姿の実現に貢献し...
🐶:わたしはXVL Studioのビュー表示処理をメインに行うグラフィックスに関するモジュール「Assistant」のリプレイスを担当しています。今Studioで使用しているAssistantは複雑なコードになっているので、現在の機能をそのまま引き継ぎメンテナンスコストを削減しつつ、新たな機能を追加しやすい、つまり拡張性の高い設計・実装を実現する新たなAssistant(以降、本記事内では新Assistantと表記)の開発プロジェクトに携わっています。
また、現行のAssistantに関する不具合やユーザー・社内からの問い合わせをテクニカルレポートを通して対応する業務も担当しています。
ーなかなか難しそうなことをされていますね・・・?
🐶:そうなんです、難しいんですよ!先輩のIさんに指導いただきながらがんばっています。
🐱:わたしは🦌さんと同じグループに所属しているので、ほとんど同じ内容ですが、XVL Studioの開発、保守に携わっています。要件定義~仕様設計~実装まで行うか、そこから協力会社に発注するところまでを担当することが多いです。
ー同じグループに所属しているということは、業務上も関わりが多いんですか?
🐱:そうですね、毎日一緒にミーティングに参加したり、製品のローカライズ(日本語から英語、ドイツ語など他言語版に対応させる業務)を分担したり、そんな感じです。
ー同期で他に一緒に業務に関わることはありますか?
🐶:わたしはテクニカルレポートの回答を担当しているので、🦌さんと時々関わっていますね。🦌さんが全体の窓口となっていて、届いた報告の内容を見て、Assistantに関する内容だとわたしに連絡をくれる、といった感じです。
🐸:僕も最近やっと同期と仕事で一緒になりそうなんです!これから始まる受託開発(個別のお客様ごとに、当社製品をカスタム開発すること)で、🦌さんが開発の窓口となるみたいです。
ー入社から一緒にがんばっている同期と仕事できるのは嬉しいですね!お互いの性格もわかっていて進めやすそうです。
仕事のやりがい・苦労などは?
ー皆さんに今の担当業務についてお話しいただいた中で、少しお話しくださった方もいらっしゃいますが、仕事のやりがいや面白いと思うこと、逆にこれは大変、と思うことはありますか?
🦌:わたしはソフトウェア開発の多くの工程に関われること、そこから必然的に多くの人と関われることが貴重な経験だと思っていますし、おもしろいと感じています。
楽しいと思うのは、内部設計をやっている時です。調べていると、既存の巨大なコードのブラックボックスがだんだん解けていく感じがするのが好きです。仕事全般でいえば、一般的なIT知識、自社製品に関する知識、ユーザー業務・製造業に関する知識、何でもできること・わかることが増えるのは楽しいです。
🐶:わたしの携わる新Assistant開発プロジェクトは、今のAssistantの保守・開発にかける工数を減らせる上、グラフィックスの知識が少ない人でも開発できるように設計・実装できるので将来Assistantに関する部分の生産性を上げられると思うとやりがいがあります。また、新Assistantの実装を見ていくと、今のAssistantの実装は何が良くないのか先輩のIさんが教えてくれ、開発設計について知ることができ面白いです。
プログラミング関連の知識がまだまだ足りず、先輩との実力差を感じることが悔しくもあり、大変だと思う部分です。わたしが3日かけて探した不具合の原因箇所を先輩が30分くらいで見つけていたり、やっとできた!と思った実装が「いけてないなー」と言われてしまったりした時はもっとがんばろうと思いました。
ーがんばったものをばっさり、はなかなか心が折れそうですね・・・
🐶:そうなんです、折れました!(苦笑)でも先輩の話すことは納得できますし、スキルが伸びている実感もあるのでがんばれます。
🐱:自分が設計したものが正しく動いた時や、スムーズに要件が進んだ時は嬉しいですね。あと、たまに変わったバグを見つけられた時は楽しいです(笑い)
ー変わったバグってどんな風に見つけるんですか?
🐱:普通はしないような操作をして見つけています。
ーゲームの裏技みたいですね!
🐱:イメージはそんな感じです。
🐸:今は勉強中の身なので、XVL製品やユーザーに関する知識、3D技術全般の知識を習得することで、ユーザーに提案する引き出しが増えることが楽しいです。ユーザーの「実現したい」を叶えられたとき、やりがいを強く感じます!
🐩:顧客・営業・社内外の開発担当など関係者が多いので調整をしっかり行わないとスムーズに進まないのが大変なところです。その分、うまく進められたときはやりがいがありますね。他には、お客さんと話しているときにラティス製品を使って喜んでいただいている姿を見るのは嬉しいし楽しいです。
ー職種が違えばやりがい・大変なこともそれぞれ違ってきますね。
後編では新入社員研修で立てた宣言の達成度や今後の目標についてのお話しをご紹介します。
11月公開予定です。お楽しみに!